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ここから立ち上がるポーズ。

連続射精する方法を教えてもらったので試してみた。

僕の友達にとてもアホなヤツがいる。普段は物静かでおとなしい男なのだが、一度仲良くなってしまえばかなりおもしろい。黙っていれば賢そうで、実際話す内容もしっかりしたできる男なのだが、こと下ネタの話になると彼の本性が炸裂する。

そんな彼と、ある日いつものように居酒屋で飲んでいると、耳を疑うようなことを言い出した。彼は趣味でブログをやっているそうなのだが、そこで連続射精する方法について書いた記事が一番アクセスが多いというのだ。

びっくりしたのは、連続射精する方法の記事にアクセスが多いということではない。何度でも連続で射精することができるという話についてだ。本当にそんなことができるのか?

半信半疑な気持ちで、本当にそんなことができるのか詳しい話を聞いてみることにした。要は、射精する瞬間に完全脱力をする。すると、精液が漏れるように出てくる。このやり方で射精すれば、射精直前の快感を延々と味わうことができるらしいという話だった。

男には賢者タイムというものがある。一度射精してしまえば、それに満足するようになっているというのは男であれば誰もが知っている事実である。射精直後の男は冷たいというのもこれが原因だ。それを乗り越えるというのはどういうことだろう?

その日はすぐに帰って、早速試してみることにした。ちょっと酒が入っていることもあり、いつもより時間はかかったが射精感を催してきた。ここで言われたとおりに、射精の瞬間に完全脱力をしてみる。

すると、たしかに精液が漏れ出てくるようにだらーっと半濁液がたれる。それをティッシュで受けながら、漏れるのがおさまるのを待つ。

ここで驚きの現象がひとつ。たしかにチンコが萎えない。このまま続行できそうである。少しワクワクしながら、連続でオナニーしてみた。いつも通り、普通にオナニーができた。

そして、しばらくするとまた射精感を催す。もう一度、射精の瞬間に完全脱力をしてみた。やはり漏れ出るように精液がでてくる。

正直、射精する瞬間のドクッ、ドクッ、という排出する快感はない。人間にとって排泄の感覚というのは天に与えられた恵みである。それを受けることができないというのは筆舌に尽くしがたい苦しみである。

しかし、その苦しみを乗り越える、いや、むしろあまりある射精直前の快楽を無限に味わうことができるという楽しみも捨てがたい。そういう感想を抱いた。

あと、これはかなり使えるテクニックであることは間違いない。彼のサイトにも書いてあるが、セックスにこそ使えるテクニックだと思う。早漏の人には朗報とも言えるのではないだろうか。

いままで早漏で彼女や奥さんを満足いくまで楽しませてあげられなかった人も、このテクニックを使えば長時間にわたってサービスしてあげられるだろう。

自分も今度このテクニックを使って彼女とセックスをしてみようと思う。自分は早漏なほうではないが、このテクニックを使えば彼女をひぃひぃ言わせることができそうだ。いまから彼女に会うのが楽しみである。